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墓前に母の好きなローズをお供えして・・・・・ おはようございます。 お目覚めはいかがですか? 夜勤明けの方はお仕事お疲れ様でした。 2011年もあと1週間。両親の墓前に1年のいろいろな報告をしてきました。 毎月1度必ず訪れ1か月あったことを話しするんですが、1年の終わりは何となく特別。 私にとっては第2の人生のスタートとなった年。 晩年という言葉を放ちたくはないが50歳を過ぎると折り返し地点ではないこと。 父の享年は70歳 母は75歳それを考えてもその娘として私の人生の円熟期を迎えてりっぱなおばさんとしての時間をスタートしたことに間違えはありません。 両親の死後 私は命に対する考え方が大きく変わりました。死ぬまで生きる。 これを全うした両親。あっけないほど突然訪れた死でもあったので娘としてはいささかつらいこともありましたがその亡骸は微塵の後悔もなく神様からもらった命を使い果たして満足しているようでした。 ですから1日も長く生きたいと言う「生」への執着ではなく死ぬまで精いっぱい生きる為に何ができるかをしっかりと腰を据えて考えるようになったのです。 正にそのスタートとなった今年。七里ガ浜への移住は私にとっては、大正解でした。 生涯お付き合いが続くであろう友人 そしてお客様。ダーリンの両親の老いに付き合う時間的ゆとりも近くに引っ越したことで楽にできるようにもなりました。 大風呂敷を敷いてもエネルギーをすり減らしては本末転倒ですから・・・。 自分らしく楽しく生きる為には、いろいろなことを整備しないといけない時が必ず来るわけです。 よく定年になったらと先延ばしにしている方も多いですが私達50代は、その時に準備しても世の中がもっと混沌とすることが予測されますから、「いつか」なんて悠長に構えていたらダメではないかとも思うわけです。 また、今年新たに出逢った人々には、昔から知っていたかのように密度の濃いお付き合いをさせていただけるようになり、ご縁の深さを感じずにはいられませんでした。 そして両親のお墓も藤沢から小田急でまっすぐになりました。 今年の1月に「やっぱり七里ガ浜に住みたい」そう私が一言つぶやいたことがきっかけで2月4日には今の家が見つかり3月8日には、七里ガ浜ベースを開設していましたから・・・・ 驚かれるのも無理はありませんがうだうだ決断をしないで何年も同じところに留まっていられるほど人の一生は宇宙レベルで考えるとあっという間なんですよね。 「あーーーすればよかった」 「こうすればよかった」 「これが終わったら・・・」 「この資格をとったら・・・」 やらない言い訳をいっぱい羅列する人って結構いますよね。結局そんな人は何もやらずに一生を終るのかもしれませんね。 それでは、せっかく生かされた命に失礼ではないのか そう叫びたくなるのは私だけでしょうか? 昨日 両親の墓前に行ってそんな1年の報告をしたら、 「それでいい それでいい よかったよかった」と両親が笑顔で今年の私をほめてくれたように感じたんです。 寒い中墓石をぴかぴかにして父の大好きなアサヒのスーパードライのビールと母が大好きな一保堂のほうじ茶を注ぎ30分ほどゆっくりと報告がてらの家族だんらんをしてきました。 墓前で団らんもないものですが、私にとっては両親のいる天国と私のいる現世とを繋ぐ基地局のような場所だと思っている私です。 今日はクリスマスイヴですね。七里ガ浜ベースは、午前 午後とお客様のご予約が入っております。 1年のお疲れをよもぎ蒸しと私のフルボディーですっきり洗い流し素敵な2012年を迎えてほしいと思っています。 皆様にとって今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ かけがえのない今日に感謝して心と体が喜ぶ1日をお過ごしくださいませ
by hamanosachi
| 2011-12-24 08:26
| 移りゆく季節の話
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